■虫歯菌・歯周病菌が棲みやすい環境を作る

特に寝る前のブラッシングをしないということは、睡眠中の唾液分泌が減ることで虫歯菌や歯周病菌に居心地のいい棲家と栄養を自分から提供してしまっていることになります。

歯磨きをしないで歯の表面を舌でなぞるとザラザラすることがあると思います。これが口臭の原因となっている「歯垢」です。

歯垢を放置すると「歯石」に変わってきます。歯石は歯の表面だけではなく歯の隙間・裏側・歯茎の境目・奥歯の噛み合わせなど、ブラッシングしにくい所に溜まります。つまり「毎日磨いている」という人も決して安心はできません。その結果として、日本人30代以上の8割は歯周病、もしくは歯周病予備軍とされています。

歯周病は虫歯と違って気がついたら歯茎から出血している・歯がぐらぐらするなどの症状が現れます。

歯垢を溜めない・虫歯菌や歯周病菌が少ない口内環境にするには、ブラッシングだけでなく補助的な清掃用具(フロス、歯間ブラシ)を使ったお掃除をして口内環境を清潔に保つことです。歯間ブラシにはいろんな太さがあります。歯と歯の隙間は人によって違うので、自分の隙間にはどれぐらいの太さのフロスが合うのか心配な方は、一度、歯科医院に相談することをおすすめします。

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